ブレイクスキャルシステムをレビューしてみます!
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このEAについて
ブレイクアウトの瞬間を掠め取る!!ヒットアンドアウェイのスキャルシステムです。
以下FX-ONの説明引用です。
通貨ペア
[EUR/USD][USD/JPY]
取引スタイル
[スキャルピング]
初期証拠金額1,000,000円
最大ポジション数2
運用タイプ1枚運用
最大ロット数-
使用時間足M15
最大ストップロス50
テイクプロフィット5
両建てあり
出品タイプメタトレーダー自動売買システム
その他ファイルの使用なし
特徴的な部分を抜粋していきます。
「”ブレイクアウトの瞬間”は、価格が跳ね上がるポイントである」というのは普遍的に変わらないもなのです。
その「瞬間」を掠め取ることを戦略としたEAがこの「ブレイクスキャルシステム」なのです。
ラインを割ったときのストップロスを巻き込むような動きを想像しました
○対象通貨ペア○
基本的には平均スプレッドが1pips以内の通貨ペアであれば優位性を確認できていますが、特にこのEAと相性のいい通貨ペアは「ユーロドル」>「ドル円」>その他ペアです。何故かと言うと・・・
①取引量が多いためスプレッドが開きにくい(スキャルEAの必須条件)
②指標発表で価格が一方的に動きやすい特に本EAの特徴になるのがこの②のポイント。
このEAでは、②のようなケースでも最大限に利益が取れるような工夫を加えています。
通常の利益確定幅は5pips(※デフォルト設定)なのですが、指標発表時にはTickが飛ぶことを逆に利用することで、それ以上の利益幅を掠め取ることが出来るのです。バックテストではそこが現れないのですが、この辺りの有効性は実運用(※アルパリジャパンで検証)でも検証済みです。
ラインブレイクしたときの急激な変動で有利な側にとんだティックを利用するようです。
バックテスト
あれFX-ONのバックテスト短い・・・?
と思ったら作者様のblogで10年間分公開されていました!
※建値ストップモードとは
⇒利益が出ているときにSLを移動させて最低限の利益を確保する機能
+2Pips確保で+0.5Pipsにストップ移動 → +5Pips確保で+3Pipsにストップ移動 → +8Pipsで利確 など
建値ストップなしの場合
スプレッド1Pips
0.1lot
Scal_Pips = 7
QuotationStopMode = false総損益:1570.60ドル
PF:1.06
最大ドローダウン:857.20ドル(7.31%)
建値ストップありの場合
スプレッド1Pips
0.1lot
Scal_Pips = 12
QuoteStopPips2 = 7
QuoteValue2 = 5総損益:5663.20ドル
PF:1.61
最大ドローダウン:278.80ドル(2.75%)
十分な量のバックテストでした。ストップありの方が安定してるように見えます
フォワードテスト
2年間という長期のデータできれいな右肩あがりです。
負けているところはそのあとしっかり回復しているように見えます
またリアルフォワードも作者様のblogで公開されています。
今のところ安定した成績のようです!
まとめ
ブレイクアウトの瞬間を掠め取る!!ヒットアンドアウェイのスキャルシステムです。
特徴的なロジックで面白いEAに見えます!
また細かい機能のアップデートやリアルフォワードの公開など作者様の対応も厚いように感じます。
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